声にならない声
我が家の猫、まもなく18歳になる。
まだ若かった頃に大きな病気をしたことを考えれば、けっこう長生きしてるかな…と最近思う。
人間に換算すれば80歳を超えてることになるのに、この甘えっぷり(笑)
機嫌がいい時、鳴くフリをして口は動くのだが、何故か声は出さない。
「にゃー!」ではなく「(にゃー)」である。
口だけ動かすその仕草がたまらない(≧∇≦)←親バカ(笑)
「早く声聴かせてー!」とこちらが興奮してしまい、無駄に何度も名前を呼んでしまう(笑)
その都度、口だけ開けて「(にゃー)」と鳴くフリをする。
声にならない声…もどかしい。
個人的なことだが、最近声変わりをした。
「反回神経麻痺」というのをご存知だろうか。
なんらかの原因で、片方の声帯が麻痺してしまう状態。
通常であれば、左右の声帯同士がくっつき、擦れ合って声が出るのだが、片方の声帯が麻痺して動かないため、隙間が出来る。
その為に声が擦れてしまうようだ。
他にも様々な症状が。
息が漏れてる…上手く声が出せない。
声量が足りないのである。
この症状が出始めた頃、外で声を出した時に全く自分の声が聞こえず、とても不安になったのを覚えてる。
回転寿司で大好きな小肌も頼めないw
喋れるのに相手に声が届かない。
自分の声が周りに吸収されてるような感覚…
声にならない声…もどかしい>_<
最近、会う人ごとに「声どうしたの?」と聞かれる。
面倒くさいので「酒焼け」とか「風邪ひいて声が潰れた」とか適当に返事してる。
元々ハスキーボイスには憧れていたので「ブルースでも歌おうと思う」と言うと決まって笑われる。本人真剣なのにw
低い声で喋る練習しないとね^^;
憧れの渋〜いハスキーボイスになれるように(笑)
声は擦れているが、日々少しずつ声量は良くなりつつある。
回転寿司で小肌を頼むのも、以前ほどは躊躇しなくなった←基準そこなの?(笑)
相手に自分の声が伝わるということ、当たり前だと思っていたけどね。
そうじゃないこともあるんだね。
声って人柄を表してると思う。
今回のことで私の人生が少し深みを増して、それが声にも反映されるのかな。
渋い大人になれますように…w