離れたくない…
時を忘れ、出来ることならずっとこうしていたい。
でもね、もう行かなくちゃ…
* * *
目覚ましの音に訪れた朝を知る。
まどろみの中…
起きる体勢を整えるように身体を動かしてみる。
その気配を察した君が、仰向けの私の上へゆっくりと身体を乗せてくる。
「まだ起きちゃダメ…」
そう言いたげな瞳が真っ直ぐにこちらを見つめる。
そっと目を閉じてみた。
次の展開を望んだのであろう。
やがて君の顔が私へと近づき、その吐息が頬を伝う。
「隣に行ってもいいかな…」
そう言いたげな君の腕が、私の身体と布団との僅かな隙間をとらえる。
その確認を合図に、さっきまでの隙間をさらに広げ君を先へと誘う…
「もう行かなくちゃいけないのに…」
密着した肌で感じる温もりが、いつになく暖かい。
一連の流れの最中、何も発することのなかった君の口から、やっと安堵にも似た声が洩れる…
「にゃぁ」
…(笑)
* * *
この時期、お布団が愛おしすぎます。ホント困る>_<
我が家のにゃんこ達も同様。お布団に潜り込まれたらもうアウトですw
その温もりが心地良すぎて離れられない…
おかげで2度寝しちゃうことも度々(・・;)
朝すんなり布団から出られる薬があればいいのに。
本気でそう思う今日この頃ですf^_^;
あと数時間で、また寒い朝がやってくる。
それまでつかの間の温もりに溺れようと思います。
* * *
まどろみの中…
にゃんこと共に(笑)